１年を通して気温が高く、日差しも強いタイでは、日焼け止め製品は必須。昨年の総売上は約40億バーツでした。同市場には多くのブランドが参入し、凌ぎを削っています。その中で圧倒的トップに立つのは、「Nivea」。２位には「Banana Boat」が続いています。 １位のNiveaのシェアは45.7％。主力商品の「Nivea Sun」は速乾性があり、肌ざわりもサラサラで、使い心地が高く評価されています。（速く乾き、べとつかないため）街歩き用としてPRしています。 一方、２位のBanana Boatのシェアは８％。タイでは特にマーケティングに力を入れていませんが、スポーツ・アウトドアに強く、その効果の高さで売上をキープしています。
PROFILE：Nivea
1882年にドイツで設立したBeierdorf社の化粧品ブランド。1926年、タイで発売を開始。「Nivea Men」、「Eucerin」など、様々なスキンケア商品を発売する創業130年を超える老舗。
PROFILE：Banana Boat
1978年にアメリカで設立したEdgewell Personal Care社のサンケア品ブランド。皮膚ガン財団「The Skin Cancer Foundation」が、皮膚ガン防止に有効な製品として推奨している。
