スマートフォンとタブレットの登場以来、影が薄くなりつつあるパソコン市場。2016年の同市場は520億バーツでした。15年と比べて、製品の平均価格が高くなり、トータル金額は上がりましたが、販売数はマイナス6.6％となっています。 同市場の１位は、シェア21％の「Acer」。製品のイノベーションに力を入れており、その実力は業界トップ。タブレット風にも使える２-in-１ノートパソコンやオールインワン・パソコンなどの商品を開発・販売しています。 続く2位は、14％のシェアを持つ「HP」。パソコンの他に、プリント・スキャン・コピーができるオールインワン複合機も扱っています。セキュリティーシステムの開発も手がけており、パソコンだけではなく、オフィス向けのソリューションの提供も行っています。
PROFILE：Acer
1976年に中国・台湾で設立。84年、タイへ進出。Acer Computer Co., Ltd．が運営。２-in-１ノートパソコンのマーケットでは49.6％のシェアを持つ。
PROFILE：HP
1939年にアメリカで設立。1989年、タイへ進出。Hewlett-Packard （Thailand） Ltd.が運営。ゲーム用パソコンとノートパソコンが人気。
