ワイン&グルメ特集2019

バンコクで稀少なベルギービール40種以上とベルギー料理を提供する同店が、ワインにも力を入れていることをご存じだろうか。プロセッコは１杯290B〜の他、赤・白ともにプレミアムワインを高級ホテル内とは思えないリーズナブルな価格で提供。BTSナナ駅から徒歩５分、バンコクの街並みを見下ろすホテル「ソフィテル・バンコク・スクンビット」の32階では、夕暮れから煌めく夜景まで、美酒と共に至福のひとときを約束してくれる。

トンロー通りに面した国際色豊かなパブ＆レストラン。店内にはNYの倉庫街を彷彿とさせる洒落た空間が広がり、毎晩ライブステージも開催される。週末のみ開かれるカーテンの向こうは、壁一面にボトルが並ぶ魅惑の「ワインゾーン」。欧州産からニューワールド系まで幅広く、デイリーワインは１本1,200B〜とコスパも抜群。誕生日（前後７日含む）のゲストには料理全品10％、グラス＆ボトルワインが５％オフの嬉しいサービスも。

アメリカ出身のシェフが披露する、世界各国の食文化を融合させた創作料理が自慢。和牛の上ハラミや牛タン、国産のブランド豚に鶏、魚介類を炭火やスモークで調理。中でもタイ産黒豚を使用した「Pork Tomahawk」は、炭火と高温ストーブの２段階で焼き上げ、外はカリッと中はジューシーな逸品だ。自社農園で栽培する野菜やハーブを使ったサイドメニューも必食。共に味わうワインは、常駐するソムリエ（英語可）にお尋ねを。

食材のほとんどはスペインから輸入し、取り扱うワインはスペインの各ワイン生産地を網羅。リーズナブルな価格と“純スペインバル”としてワイン愛好家の間でその名が浸透し、 創業４年目。ハモン・イベリコやスペイン産マンチェゴチーズを使ったコールドカット、具だくさんのパエリアは必食だ。

スクンビット・ソイ47の奥まった場所に今年７月にオープン。一軒家を改装し、２階にはリュクスな雰囲気漂うバーも併設。輸入品の他、ロイヤルプロジェクトの野菜など国産食材をふんだんに使用し、型にはまらないモダンなキュイジーヌを振る舞う。常時80種以上のワインからお気に入りを見つけて。

ブドウの品種に合わせ、その味わいをもっとも引き出すワイングラスを作り続けてきた「Riedel社」。同店で取り扱う名柄のうち40は、「Wine Emotion」という最新のワイン専用設備で保管。酸化を極限まで防ぎ、試飲用・ハーフグラス・フルグラスと３つのサイズで常に新鮮な風味を味わえる。

世界最高峰とも言われる、イタリアブランド「Urbani Truffles」の取り扱い許可をアジアで唯一獲得。自家製のピザやパスタといったイタリア料理はもちろんのこと、デザートやカクテルにもトリュフを加えるなど、新しい楽しみ方を教えてくれる。香り高い料理に合うワインは250種以上。また、トリュフオイルやディップなど自宅で使える商品も購入可能。オフィスビル39階に隠れた静謐な空間は、知っていると一目置かれる。そんな一軒だ。

「バンコクのワインライフに彩りを」をコンセプトに、仏産生ガキなど輸入食材をふんだんに使用しワインが進む創作料理を提供する。主役のワインは欧州やニューワールド産のデイリーユースから最高峰の「グラン・クリュ」まで多彩なラインナップ。トンローの夜景と共に至福の時間が過ごせそう。