山善 タイランド
工作機械、機械工具、産業機器などの販売・サポート
METALEXは“山善祭り”
業界の雄が仕込む最大級の展示
タイの不景気どこ吹く風よと、今年はASEAN最大の工作機械展示会「METALEX」の“顔”、山善のブースから目が離せない。同社は、言わずもがな日本を代表する機械総合商社大手であり、半世紀以上のタイ進出歴を誇る業界のリーディングカンパニー。これまで、長年に渡って小型ローコスト工作機械の普及に努め、在庫・消耗品点数においては他の追随を許さず、「困った時の山善頼み」を標榜。市場からも衆目一致の評価を欲しいままにしてきた。
そんな業界の雄が挑む2016年は、会場施設が拡張されたこともあり、用意した出展スペースは、他をはるかに凌駕する約1000㎡だ。同展示会を担当する伊澤祐平マネージャーは「景気に左右されず、業界を牽引し、盛り上げ、支えるのが使命ですから」と気合は十分。
テーマは4つ。タイにおける総販売元でもあるブラザー製の工作機械をメインとする「量産機」コーナーのほか、タイのモノづくり現場で最も望まれる、現場の自動化・省人化を目指す「自動化=ファクトリーオートメーション(FA)、ロボット」。寸分の狂いもない、ニッポンの製造業の正確さを支える「測定」分野に加え、製品の根幹ともいえる「金型」に分けた展示を予定するという。
「製品群を整然と並べるだけではありません。会場を訪れた方々が、驚き、楽しめ、それでいて、各メーカーの製品の良さを感じてもらえることを目指します」(同)。グローバルで、日系・ローカルと幅広い顧客層を抱える同社だけに、今から、展示会という名の“おもてなし”が繰り広げられる光景が浮かぶ。まさに開催期間中は“山善祭り”一色だ。
- ①「自動化」タイ納入実績は、約1000台のブラザー製パレットチャンジャー機+簡易ローダーで半自動化、圧倒的生産性を達成
- ②「測定」品質を守る守護神。精密測定のミツトヨ製三次元測定器
- ③「量産」バー材加工機ならシチズン。多彩なモデル、ツーリングレイアウトにてあらゆるワークに対応
- ④「金型」世界最高峰の精度を誇るマザーマシン。安田工業製金型加工マシニングセンタ